HOSCOのフライングVキットは最高デェス!前編

ギタークラフト・カスタム

以前HOSCOのストラトキットを作りましたが、今度はフライングVキットに手を出してしまいました。
音屋さんでの取り扱いがなかったので楽天で21,210円で購入。
ネットで探してもほとんど情報がありませんでしたので私がなってやろうじゃないですか。

人柱ってやつによ。

スペック
いや、スペックっていうほどの物じゃないですが、仕様をまとめると

  • ボディはバスウッドだけど4ピースくらいあった(笑)
  • プレート付の4点ボルトオンジョイント
  • 2ハムで2Vol1Tone
  • ノブがメタルノブついてるのは何気にヨシ!
  • ネックはメイプルオンローズ?ローズウッドなのこれ?ほんとに?

品質や加工に関してはまったく問題ありません。
ネックの仕込み部分のキッチリさとかすごいです。
キッチリ過ぎるので塗装される方は要注意です。
ネックポケットまで塗ってしまうと塗料の厚みでネックが入らなくなるなってくらいキッチリです。

開封した画像がこちら。ドン。

HOSCOのフライングV開封1HOSCOのフライングVボディHOSCOのフライングV裏

今回の組み立て・改造イメージ

  • ボディの継ぎ目が目立つので黒に塗る
  • PUはKent Armstrongの215、214に換装
  • プッシュ式のキルスイッチ
  • ヒールレス加工

くらいでいきます。
塗装はクソ苦手意識があったのですが、コピバンやってるバンドのメンバーがガチのヘルメット塗装職人さんなのでご指導いただきながらプロ機材で塗装できる事になりましたので決心しました。
ナットとペグは一旦組んでみて必要そうであれば…という感じです。
ヒールレスは必須。

ボディとネックの削り加工

手が小さい私にとってジョイント周りの仕上がりは死活問題です。
22Fを気持ちよくチョーキングできるようにヒールレス加工します。

まずネック。強度を保つためか、付け根のとこって四角になってますよね。
そこ削る。。。

フライングVのネック付け根

棒ヤスリで粗く削ったあとペーパーをかけていくわけですが、今まではここで根負けしてヤスリがけが甘かった。
今回の私は違います。240⇒360⇒600⇒1000と気合い入れてヤスリがけしました。

ちなみにプロの道具ということでもらったこのヤスリがめっちゃ削れてかなり捗りました。
やっぱ道具は大事よね。
↓すごいヤスリ。

ボディの方はというと、実際に手を合ててみて厚みが邪魔してるなと感じポイントを鉛筆でマーキング。裏も表も。

HOSCOのフライングVジョイント部HOSCOのフライングVジョイント部表

あとはただ無心で削るのみ
手の皮がめくれようが水ぶくれになろうが、歯を食いしばりただただ磨くのみ。

塗装

ネックはXOTICのオイルジェルが残ってたのでオイルフィニッシュのみです。
このオイルジェルは本当に優秀です。箸で飯が食えないってくらい不器用じゃない限りプロ並みの仕上がりになります。多分。
塗膜もできて肌触りも最高。

ネック裏の補修したいと人にも最適でしょうね。600⇒1000とかでペーパーかけたあとオイルジェルを3~5回ほど重ね塗りしたらピッカピカになると思います。
こちら詳細情報リンク↓↓

さあ問題のボディです。
まずはこちらをご紹介します。

福岡県は筑紫野市でヘルメットの塗装を行っておりますGARAGE-INC様。
http://garage-inc.org/

もう名前見ただけであぁwってなります通り生粋のMetallicaフリークで私ともMetallicaのカヴァーバンドをやっておられます。
こちらの作業場にてギターの塗装をさせていただきました。

ちなみにこの隣にSound Garageというスタジオも経営してらっしゃいますので近辺のバンドマンは是非ご利用ください(笑)
https://www.sound-garage.net/
駐車場があるスタジオは貴重です。

塗装に関してはいろいろと指導をいただきながら行いました。
まずは木工用サフ(下地)を吹きます。

HOSCOのフライングVに木工サフ
これをやらないと木に塗料が染み込んだりしてムラになるそうな。
サフが乾きましたら600⇒1000とペーパーをかけ、平面を出します。
ここでしっかりと凹凸をなくすように磨いておくのが最後の仕上がりに影響するみたいですね。

結論私はここが甘かったんだろうなと思います…。

黒を塗ります

HOSCOのフライングV塗装

画像はGARAGE-INCの池田さんが塗ってますが、最初のお手本のみで後は自分でやってます!
ありがとうございます!
このブログをご覧の皆様もギターの塗装したいと思ったら是非GARAGE-INCにお問い合わせください。激安でやってくれると思います(笑)

で、私が塗ります。かなり薄く吹くように教えられ、言われた通りやっておりましたが、3往復くらいしないと色が付いてるかわからないくらい薄く吹いていてせっかちな私はつい厚めになってしまいます。
ただ、薄く吹いてると吹いたそばから乾燥していってるので、乾燥待ちがなくていいですね。狙った濃さになるまでひたすら吹き続けました。

ここで想定外だったのですが、いわゆる黒塗りのギターを想像していたのにひたすら薄く吹いてたので木目というか木の質感が透けててなんかカッコイイ。
あと素人なもんで若干ムラになっているようなところもありますが、Photoshopの雲模様かけたような感じなのでそれはそれでカッコイイ。

つまりカッコイイ。

クリア吹いた

クリアが難しゅうございました。
限りなく薄く吹いた黒と違い、クリアは垂れないギリギリまで厚く吹き付けます。
加減がわからず、何か所か垂れました(笑)
GARAGE-INCの池田氏曰く、エアガンだからこんなもんで済んでるけど、スプレーでやろうと思ったら相当大変よとの事。道具大事ね。

そして5回ほど分厚く重ね塗ったのがこちら。

HOSCOのフライングVクリア

トゥルットゥルです。
ただし厚さがマチマチで波打ってる。よく見る素人塗装のあの感じですね(笑)
ですが、ここから1500⇒2000番で平面を出し、3段階のコンパウンドで磨きをかけることで鏡面の美しい仕上がりになるとのこと。
さすがプロ。

次は塗装の仕上げと電装系、組み上げです。
後半に続く。

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