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我が家に新しい仲間が加わった

ギター

我が家に新しい仲間(謎ギター)が増えました。

見た目はPeavey・EVHのWolfgangなのですが、ヘッドには『Flauor』とあります。
Flauorという単語はありませんので、もしかしたらFlavorかもしれません。
いずれにしろ聞いたことないメーカーです。

これ。

Wolfgang…っぽい

ネットで調べてみても詳細な情報はでてきませんでしたので、わかったのは90年代頃わずかに流通した中華のコピーメーカーではなかろうかというくらいです。
ヤフオクやメルカリなどで取引の名残が画像で数点見つかりましたが、どれも写真でもわかるほど安っぽい作りで、昔の雑誌の裏通販にあったギターセットみたいな物ばかり。

しかし私、そういったブランドで判断しない中身を見ることができる男です。
触ってみないとわからんやないかと本質に迫れるいい男ですん。

■ヘッド周り
先端をえぐってるところまでコピーされてますが、塗装が雑(笑)

flauor ギター

■ボディ周り

Flauor ギターボディ

キルトメイプル“柄”だけどクリアを吹いていないナチュラルフィニッシュだn…いや、待て、角度によって杢目が変わって見えるのですが、もしかしてこれ本当にキルトメイプルじゃなかろうか…。
90年代だったら今みたいに薄い化粧板を張り付ける仕様ってなかったように思うのでもしかしたら本物かも…

まぁどっちでもいいんですけどね(´・ω・`)

それにしても作りは悪くない気がする。ネックを握った感じも安っぽさを感じない詰まった木だと感じられる。こないだ試奏したIbanez S621よりもいい木なんじゃなかろうか。

ネックシェイプは非常にスタンダードなCでしょうか。細すぎず太すぎずで弾きやすし。

ハイポジションですが、一応ヒールカットしてあるんですが、手が小さい私には22Fへのアクセスが悪い。

ギター裏 ボルトオンジョイント

ですので、ここは自力ヒールレス加工を実施します。
1万円で手に入れたギターなので怖くないです。
バック材はバスウッドかなと思います。

で、こうなる。

ヒールレス加工

彫刻刀で粗削りし、40⇒120⇒240⇒400とペーパーかけて最後にダ〇ソーのクリアをシュっと。。。

なんということでしょう(CV:加藤みどり)
あんなに弾きにくかった22Fへ薬指がしっかりアクセスしました。
これでプレイアビリティ面はクリアです。

■ピックアップ
ギターの作りさえ良ければ音はピックアップとアンプのセッティングでどうとでもなると思っているので、コイツは掘り出し物感がすごいです。
とは言う物の、ピックアップが恐ろしく低い。弦との間が1.5㎝くらい空いてます。高さを調整しようにもダイレクトマウントなので下になんか詰めなきゃな…

防振粘着マット~(CV:大山のぶ代)

防振粘着マット

これ以上なく適してる。ダ〇ソーで売ってた粘着マットが厚さ5㎜で4枚入ってる。
1枚が大きいのでハサミで半分に切ってピックアップの下に敷きます。
粘着なのでかなり楽。弾力もちょうどよく、ビスをグイグイ占めてピックアップが調度いい高さでバッチリ固定されているのを確認。

ピックアップの高さ

これはハウリング対策にも最適ではないでしょうか。

ダイ〇ソー凄いわ。工夫したらメンテに使える道具やパーツがたくさんですね。

さぁそんな感じでセッティングも完了し、弦を張り替えてチューニングして音出し。

…ちょっとレスポンス悪いかな。
こもってるので耳に届くのが遅く感じるのか、ピッキングに食いついてくるようなアタックが感じられない。
まぁここはそりゃそうだろうなというところですので、潔くピックアップを替えましょうかね。やっぱビルローレンスのL-500かな。

今後のこの子の活躍に乞うご期待。

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