ノウハウ

フレット交換に挑戦!1万円以内で始める準備とポイント

ギターのメンテは自分でやる。それが私のギター道だってばよ。
とか言いながらフレット交換や擦り合わせだけは今まで避けてきました。
がしかし、ついに重い腰を上げてチャレンジです。

だって愛着があるとはいえ、1万円で買ったギターのフレット交換に4万円ほどかけるってどう考えても…ねぇ?(´・ω・`)

っという事でやったりました。フレット交換。
結論から言いますと

失敗した。

さすが、素人は手を出すべきではないと言われる領域。
だがしかし、素人さんでも成功させてる人もたくさんいます。
私は手先は割と器用な方ですが、細かくチマチマ丁寧な作業が苦手です。今回はそこが災いしました。

失敗と言ってもまったく弾けないほどではありません。ちょっとビビるフレットがあるため、弦高を上げざるを得なくなったというわけです。
弦高上げたらまぁ許容範囲内な出来って感じです。

さあ、前置きが長くなりましたが、今回の記事は失敗から得られた注意点をしっかり残しておこうという趣旨です。次は成功させます!

サイトや動画であまり語られていない、初心者が陥る可能性があるポイントはこちら!

はじめに言いたい3つのこと

  • よっぽど腕に自信があるのでなければ、専門のちゃんとした道具を買っておけ
  • なれるまではステンレスフレットはやめておけ(削ったりする整形などホント大変)
  • 絶対ミスるから最初は同じフレットを2セット買っておけ

道具について

フレット交換においては、道具の選別が非常に重要だと感じました。
100均でも手に入る物はたくさんありますが、専用工具の専用工具たる所以を思い知らされるシーンも多々ありましたからね。

■フレット用食い切り(フレットカッター)

これは専用工具にすべき。市販の食い切りでは刃の部分の形状的にフレットを抜く際、刃がフレットと指板の間に入ってくれません。
HOSCO(ホスコ)の物がメジャーですが、amazonで安価な物がありましたので、私はそちらを購入。

■フレットファイル

フレットの頂点を丸くするための専用工具。これはあった方がいいでしょう。
フレットのサイズに合わせて3種類あるので、サイズに合った物を選びましょう。
私が買ったこちらはジャンボフレット用。

■紙やすり

#600、#800、#1000の3種を用意。
ホームセンターで一枚50円~60円くらい。

■紙やすり用ブロック

平面をきっちり出すためのブロック。今回は100均でゴム製の物を買いましたが、これはちゃんと硬い木の物にするべきでした(;´Д`)

■ペンチ・ラジオペンチ

あるといろいろ使うシーン出てくる。100均で全然おk。
フレットのRを調整する時のために2本あった方が良い。

■定規

ちゃんと平面が出せるスチールの定規を買ったのですが、気合い入れて60㎝にしたんですよ。
ちゃんといっぺんにフレットの凹凸調べられるようにと思って。
そしたらピックアップまで届いてしまってフレットの平面がはかれないんです。
定規は30㎝くらいのスチール定規がベストだと思います…。

■マスキングテープ

フレットのすり合わせなど、やすりがけを行う際の指板保護に使います。
100均でおk。

■プラスチック・ゴムハンマー

フレットを打ち込む際に使用するハンマー。傷つけないよう強化プラスチックとゴムのやつがいいですね。amazonで買いましたが、100均にあったの見つけて凹みましたorz

■メタルクリーナー・ピカール

最後の仕上げにフレットを磨く研磨剤。丁寧に1000番までヤスリ掛けを行った後に磨くとピッカピカになって気持ちいい(・∀・)
逆に、これをやっておかないとチョーキングした時などフレットのザラザラ感が残るから要注意。

■ルーター用バフ

メタルクリーナーで最後に磨き上げる時にこれがあると非常に楽。
今ではルーターも100均にある(600円くらい)けどうちは電動ドライバーがあるのでそちらにセットしました。
ホームセンターで買うと500円~700円するけど100均にもあります。

買っときゃよかったと後悔したもの

■紙やすりのもっと粗いのと細かいの

YOUTUBEのフレット交換動画を見て600~1000番の紙やすりを用意しましたが、もっと粗い物を用意すればよかったと思いました。
フレットは思いのほか削れません(;´Д`)
あと仕上げ用も1500番くらいまであった方がよかったかも。メタルクリーナーで研磨しましたが、ちょっとまだくすみが残りました。

■フレットレベリングファイル

すり合わせ用の金属製やすりですね。これがあれば↑で書いた粗めの紙やすり省略できるかもです。

>>サウンドハウスで見る

■エッジ用フレットファイル

ここがめっちゃ苦労したポイント。食い切りで切ったフレットの断面は粗く、ギザギザしてたのですが、これがまた削れてくれない。紙やすりだと破れてしまいますし、頂点用のフレットファイルを試してみましたが、あまりゴリゴリ削るような目をしていないのでかなり時間がかかります。エッジ処理はプレイアビリティに関わるところですので、しっかり面取りして理想のカタチに仕上げられるよう専用工具を持っておきたいところでした。

>>サウンドハウスで見る

まとめ

フレット交換において、大変な作業は削ること。そしてちゃんとすり合わせができているかを見極める目が重要です。
その手間を削減する事、精度を上げるのが良い道具ですよね。
ちょっと手先が器用程度の人は油断して取り組むと痛い目に合います。…私のように。

今後自分でフレット交換していくんだったらある程度まともな工具を持っておくに越したことはありません。特に私のようにB級ギター好きならギター本体よりも高いメンテ代出すとかあほらしいので自分でやってくことでしょうし。。。

以上、今回はフレット交換の道具についてでした。
次回は作業中に気を付けるべきポイントをまとめますので、是非そちらもご覧ください。

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