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実戦でG3n!ゲーム音楽バンド編

レビュー

ZOOM G3n(G3Xn)を買って約1年。主にコピバンで遊ぶ時用だったのですが、せっかくなので実戦でこの機種を使用した際のポイントをまとめます。

  • キーボード、フルート、サックスなど、割と大所帯な構成
  • ギターが裏方に回る事も多いため、クリーンからハイゲインまで幅広い音色の準備が必要
  • アンプはJC120(リターン接続)

わかる人にはイメージしやすいようセットリストも書いときます。

  • FF7 更に闘う者たち
  • FF6 決戦
  • FF5 ビッグブリッヂの死闘
  • クロノトリガー オープニング
  • クロノトリガー 風の憧憬
  • クロノクロス 時の傷痕
  • MGS3 Snake Eater
  • ペルソナ キミの記憶
  • ナイツ Dreams Dreams

以上のセットリストを演奏する上で作ったパッチは3種類。

1:ハイゲインなドライブサウンド

主にFF用。

OD(Gold Drive)⇒AMP(Recti Modern)⇒ZNR(ノイズリダクション)⇒DLY⇒Rectiキャビ

ODは常時ONのブースターで、スイッチのON/OFFがあるのはAMPの右側(レベルブースト)とDLYのみ。

普通に考えると並べ方に違和感があるかもしれませんが、同画面内にアンプの右側とディレイを収めるためにこうしてます。

G3から比べてだいぶ歪みの音が生っぽくなりましたね。歪み方や抜けに関しては満足してますが、値段相応だなと思うのは弦の分離感。もちろんギターのセッティングにもよるんでしょうけど、音が固まりで飛んでいく感じで、ちょっとグシャる。
歪ませ過ぎないようにする事が基本だけどこの辺の調整が凄く繊細だなと思います。

2:Snake Eaterで使ったクランチ+ワウ

クランチと言ってもちょっとゲイン高め。イントロ、A、サビなど、セクションごとにギターのボリュームでゲイン調整。

Wah⇒OD(Gold Drive)⇒AMP(JCM800)⇒JCMキャビ⇒ZNR⇒DLY

マーシャルの耳障りなキラキラし過ぎた高音はほどほどで、使いやすいのにちゃんとマーシャルっぽい。スタジオで聴く「スピーカー⇒耳」な音じゃなくて、DAW通って聴きやすくなったマーシャルの音って感じですよね(笑)
ギターのボリュームによるゲイン調整もスムーズでとても良い。
ボリュームだけでフルアップなドライブをクリーンまで持っていけます。

弾き比べた事がないのでわかりませんが、クライベイビーシミュのワウがかなりお気に入り。上から下までスムーズに激しくチャカポコしてくれました。

3:それ以外の曲で使ったクリーン(アコギシミュ)

G3nを触ってみた感じ、完全なクリーンを作るのが難しいと感じました。
そのパッチ単体で作る分にはまだマシなのですが、歪んだ音との音量バランスを考えると、アンプセクション部分のGAINを下げるのでマスターの音量が小さくなります。
歪みパッチのパッチレベルを下げるなどデバランスを取るなどの対策が必要なのですが、メンドいのでクリーンは全部アコギシミュでやりました(笑)

AcoSim⇒COMP⇒CHO⇒DLY1⇒DLY2

アコギシミュレーター使う時はアンプとキャビなしでOKだと思います。
その方がよりアコギっぽくなる。ただ「っぽく」なるだけで、アコギの音だなとは思いませんでした(笑)シミュレート力(?)は低いけど、音は好きなので良しです。

コンプは機種ごとの色が激しいです。
パラメータつまみの1と2の間隔が狭すぎてもうちょいガッツリかけたいのにと感じる機種と、逆に広すぎてその間くらいが欲しいのに…と思う機種ばかりという印象。
まぁ、あんまり使わないのでいいんですけどね(´・ω・`)

DLY1とDLY2はディレイレベルとフィードバック違いです。
DLY1は自然な味付けで常時ON。DLY2はレベル大きめでタイムもきっちり合わせるタイプ。

DLY2を使う際は曲中にタップテンポを使ってディレイタイムを設定してたのですが、他の記事でも書いてたようにタップテンポがクッソ使いづらい。。。
だからホントは全曲タップテンポ使いたいけど、DLY2を使用する時だけタップテンポ使用。

基本的には曲中にパッチを切り替える必要がないように考えてましたが、時の傷痕のみクリーンとドライブがありますので、パッチチェンジの必要がありました。
さらにパッチチェンジ後、パッチ内でエフェクトのON/OFFがあります。

つまりこういう操作になります。
1.曲開始前にパッチ選択モードでアコギパッチを選択
2.リードを弾く瞬間にドライブパッチに切替
3.リードを弾きながらメモリーモードからストンプモードへ切り替え
4.リード弾き終わったらディレイをOFF

普通のマルチエフェクターと異なる操作としては3番のとこですかね。
一動作多いですね。

ただ、増えるアクションが一つですんでるのは、パッチを作る際に本番を想定して作ってるからです。
想定するポイントは下記の通り。
・パッチを選択した瞬間のエフェクトのON/OFF状態
・パッチを選択した際に表示されているエフェクト3つはどれか
・曲順によって使用するパッチの順番はどうなっているか

極論、いかに横移動(スクロール)せずに操作できるように事前にセッティングしておくかがG3nをライブで使うポイントじゃないですかね。

パッチチェンジの音切れに関してはほぼ無しと言っていいと思います。
コードチェンジのタイミングでさっと踏んでも切れたなって感じにはなりません。

このライブにおいてのG3nの満足度はかなり高かったです。
↓↓↓↓音屋で見る

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