MASTER8(マスターエイト)というピック専門ブランドがあります。存在は知っておりましたが、微妙に高いし手は伸びませんでした。
そんなところ、元バンドメンバーからちょっと使ってみてよと1枚もらいましたのがこのピック。
MASTER8 INFINIX HARD POLISH with RUBBER GRIP JAZZ 1.00mm
名前が長い。
ちなみに現在使用しているピックはメインでJAZZ III ULTEXで、ストロークやカッティングが多い演奏をする時はIbanezのこちら。調子悪くてリズムが揺れるときもIbanez使います(-_-;
いずれにせよ先が結構尖ってて1mm~1.2mmくらいの物がお好みです。
せっかくなので、それらも含めてピックの特徴・感想を比較しながらまとめます。
■ピックの特徴
〇JAZZ III
ちっちゃくて小回りがきくのでテクニカルなプレイをする人に好まれる傾向あり。
私が使用しているのはULTEX素材でサラサラしてるのに手に吸い付くような変わった感触。滑り止め効果は高い。削れにくくコスパ高し。
〇Ibanez
サンドペーパーのようなザラザラが張り付けてあるので滑り止め効果抜群。先端の角度も好みなのでセカンドピックとして常にストックしてます。
結構削れる。スタジオ2時間で1枚交換
〇INFINIX HARD POLISH
ロゴがラバーで立体になっているので滑り止め効果が高い。Ibanezと同じ1mmですが、こちらの方が明らかに硬いですね。
JAZZ IIIほどじゃないですが、削れにくいようです。
■音の違い
〇JAZZ III ULTEX
硬くて倍音・ピッキングノイズがなかなか強い。
ピッキング音は「カチカチカチカチ」という感じ。ピッキングする場所次第では「キン」という倍音が混じるのでヘッドフォンで弾いてたりすると結構気になる。。。
〇Ibanez
すっごく普通。
ピッキング音は「ココココ」って感じ。
〇INFINIX HARD POLISH
硬いわりにピッキングノイズは少なく、余計な倍音も出てないのでクリーンな音が出てる。
ピッキング音は「コリコリコリコリ」…かな。
■弾き心地
〇JAZZ III ULTEX
小ささと硬さからくる弦離れの良さがあるので振り抜きやすい。非常に小さいが滑りにくい素材なのでカッティングやストロークもそんなに苦じゃない。
※あくまでJAZZ IIIの赤・黒に比べて
〇Ibanez
ちょっと尖り気味な標準的なティアドロップ。
ピックの先端に遠心力を感じるようピッキングフォームの調整する際にも使ってる。
〇INFINIX HARD POLISH
ストローク、カッティング、速弾きなんでもそつなくいける万能タイプ。
■総括
サイズ、音、弾き心地とも優秀で、問題なのは値段。
一枚150円で普段使ってるピックの2倍以上します。2倍以上長持ちするなら問題ないのかもしれませんが、私非常に物持ちが悪く、ピックが良くどっか行きます(-_-;
Ibanezのピックはガンガン削れるんで消耗しきってから新品を出す感じですが、JAZZ IIIは削れて新しいの出すよりも無くしたから新品おろす方が多かったり…。
そんな私なのでMASTER8を使うにはリスクがある。
…物を大事にしろって話なんですがね(;^ω^)
JAZZIIIは別として、少なくも一般的な素材のピックの2倍以上は長持ちするので、コスパが悪いわけじゃございません。
食わず嫌いで使ってませんでしたが、是非使って見ることをおすすめいたします。
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