Blackstar ID:100 TVP レビュー【オススメアンプ】

レビュー

理想を言えばやはり真空管のアンプがいい。でも高いしメンテも必要で重くて…とかなんとかやっててモデリングアンプの入ったマルチやトランジスタのアンプに浮気したりするわけですよ。
そんな中でもとりわけ良かったヘッドをご紹介。
Blackstar ID:100 TVP HEAD

このアンプの大きな特徴は、プリアンプではなくパワー管モデリングであるということ。
多くのアンプシミュレーターって、9割方プリ部のシミュでしょ?JCM800モデリングとか、MesaのMarkVモデリングとか。。。

このID:100はEL34や6L6、KT88など、6種類のパワー管をシミュレートしており、サウンドキャラクターをガラっと変える事ができるわけです。
触ってみないとイメージ沸きづらいかもしれませんが、サウンドの背骨は残したまま肉付けを換えられる感じです。

プリアンプ部

まずは「VOICE」を選択するところから音作りは始まります。クリーン、クランチ、オーバードライブそれぞれ2種ずつの計6種から基本となる設定を選択。

そしてGAINですが、モデリングアンプなのに2ボリュームという妙なこだわりを感じます。GAINではなく、VOLUMEを上げると圧が加わって良いですね。良い感じのコンプレッション感が出てきます。

ID:100 フロントパネル

EQのISFがポイント

サウンドキャラクターを大きく変えるのが「ISF」というツマミ。
0~10でウェットなブリティッシュ系な感じからカラっとしたアメリケンな感じに音質が変化します。この部分でだいぶ音が変わるので、いろんなジャンルの音作りができます。

パワー管モデリング「TVP」

選択できるパワー管の種類はKT88、EL34、6L6、KT66、6V6、EL84の6つ。
使った事がない管もあるので、モデリングの精度がどうとは言えませんが、非常に効果的なサウンドの変化を与えてくれるので、前述のISFとこのTVPでだいたい思ったような音が作れると思います。

メタル系で使ってた僕のオススメはOD2でISF 10時くらい、TVPはKT88。
轟音です。音屋のレビューでもある通り、かなり強めに低音でるので大幅カットしてました。

エフェクトと設定保存

オーソドックスなエフェクトは内蔵してます。僕は使ってもディレイくらいのもんですし、普段からエフェクターに頓着がないのでなんとも思いませんが、はっきり言ってオマケ程度の品質だとは思います。僕には十分でしたけども(´・ω・`)

このエフェクトの設定も含め、アンプの設定はそれぞれ保存してマルチエフェクターのように呼び出せるわけです。4ボタンのフットスイッチが付属してるので、何も買い足しはいりません。フットスイッチはパッチを切り替えるモードと、エフェクトを個別でON/OFFするモードで使えます。

ID:100 TVP フットスイッチ

ちなみにマスター部(MASTER/PRESENCE/RESONANCE)は保存されず、つまみの位置は全パッチ共通となります。

購入検討してる人、買った人は絶対読んで!

さすがは海外製品。よくある事ですがマニュアルが不親切です。
言われなきゃ気付かない設定などが多数あります。

DEMOモードを解除

新品で購入した際は、最初DEMOモードになってまして、音作って保存しても電源のON/OFFで出荷状態に戻ってます。
買ってすぐスタジオに持っていき、1時間かけてLIVE想定の音作りを一通り終わらせたのに電源入れなおしたら全部消えてましたorz

■DEMOモード解除
電源を入れてる状態でMANUALボタンを長押し
BANKのLEDの色が変わればOK

INSIDERは絶対入れる

最近のマルチやデジタルアンプによくありますPC用のソフトウェアがID:100 TVPにもあります。
必ず入れるように。
なぜならば、このソフトでなければ変更できないむちゃくちゃ大事な設定があるためです。

其の壱 ノイズリダクションの設定は変えられる

ID:100 TVPはそれなりに歪ませて使う人向けに作られてるのか、デフォルトの状態だと内蔵のノイズリダクションがかかりっぱなしです。そんなに品質が悪い物ではない…というか歪ませて使う時はかなり重宝するような物ではありますが、中には自前のノイズリダクションを使いたい、クリーン・クランチメインだからノイズリダクション消したいという人もいるかと思います。

INSIDERで変更できます。いや、INSIDERでしか変更できません(;´Д`)
ちなみにOFF/弱/強の3段階ですw
デフォは弱なはず。

其の弐 センド・リターン(エフェクトループ)はある!!

ないと思ってた。買って半年くらいないと思ってました。
今時エフェクトループがないアンプなんて…とか思ってたけど、エフェクト内蔵だから外したのかなと思ってました。

あったんですね。マニュアルにすら載ってませんからorz

これもINSIDERの中で設定が切り替えられます。
なんと、バックパネルにある「MP3/LINE IN」と「EMULATED OUTPUT」がそれぞれセンドとリターンに切り替えられるそうです。

書いとけよ(;´Д`)

MP3/LINE IN(SEND)って書いとけよぉぉぉぉぉぉぉ!

願わくば、ID:100 TVP欲しいけどエフェクトループがなぁって思ってる人がこのブログにたどり着いてくれるよう。。。

いいよ。このアンプ。
PODとかマルチ使って音作りするくらいならこのヘッドをMarshallの1960Aキャビに突っ込んだ方が安定していい音出せます。
特にHR/HM系の音作りには強いと思います。ジェントな感じも出せなくはないけど、得意なのは改造マーシャルとかケトナーのTRIAMP、MESA RECTIのようなイメージ。

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