変わったピックを3種類試しました。
ギタリストにとってピックっつったら侍にとっての刀みたいなもんだろうが。
自分のピッキングに合った理想の一枚が最高のプレイを引き出すってもんよ!!
はい。こんにちは。
最近今までになかった特殊なピックがちらほら出てきてます。
Vピックとかもそうですが、アレはだいぶ特殊ですよね。
ある程度シェア掴んでそうなとこでマスター8とか。
ルーチンワークである音屋さん巡回をしておりましたらいつもと違うピックを見つけましたのでポチってみました。
それがこの3枚。
ERNIE BALL PRODIGYとDAVAというメーカーのピック。
いずれも1枚約200円(税込)と、ピックとしてはなかなか高額な代物でございます。
いつも使ってるJazzⅢULTEXの3倍近いお値段ですね。
長持ちしてもらわないとピック破産してしまいます。
ちなみにマスター8はJazzⅢULTEXと同じかやや持つかなという印象。
2倍持つかと言われるとそこまでは…という感じですが、ハッキリ言ってどこ行ったかわからなくなる方が先です(;´Д`)
私の周りには多分“妖怪ピック隠し”がいます。
さて、一枚ずつ見てみましょう
ERNIE BALL PRODIGY
形状はJazzⅢとまったく同じです。(通常のティアドロップもあります)
同じなのですが、JazzⅢよりも先端が尖ってる感じもします。
今回の3枚の中で一番「今までにない感」がありました。
2㎜とかなりの厚さですが、側面が下画像のように加工されてあるので、持った厚みの印象よりも引っ掛かりなく弦を抜けてくれます。
この斜めのカットのため、順アングルでピッキングしても弦とピックはフラットに当たってる感じになりますね。
この側面の加工のせいなのか、JazzⅢと同じサイズのはずが持ってる感触は明らかにこちらの方が小さく感じます。
肌触りも柔らかく、しっとりしてる。ロゴ部分は滑り止めになってますが、これは汗かくと滑るかも…。
ピッキングの感触は柔らかめでピッキングノイズは少ないです。
弾く感触は悪くないというむしろいい部類なのですが、この小ささがネックになりそうですね。JazzⅢユーザーからしても小さいと感じるくらいなので。
小さなピックを指先の延長のように使うのが好きな人か、深めに持ってガッチリホールドしてる人にはハマりそう。
そうでなければ通常サイズのPRODIGYがよろしいかと。
消耗に関しては通常のピックの倍以上は持ちそうなので特段コスパが悪いって感じではないようです。
先にも書きましたが、私はおそらく削れる前に失くすでしょうね(´・ω・`)
DAVA Jazz Grip Delrin
見た目でわかる通り先端とグリップが2層構造になっているようですが、接着されているのかズレたりする心配はなさそう。
Jazz Gripという名称から小さめなピックを想像してしまいましたが、サイズはスタンダードなティアドロップかもしくは少しだけ小さいかも。
メーカーの説明文を読むとピックのセンターが薄くなっており、持つ位置で硬さ(しなり)をコントロールできるのだとか。
先端が結構鋭角な部類だと思いますが、厚みも1.2mm~1.5mmくらいなのでひっかかる感じはありませんでした。
デルリンってあまり使った事ないですが、普段使ってるULTEXより柔らかいんでしょうね。アタック感もちょうど良くピッキングノイズもそんなに出ないので非常に使いやすいと感じました。
消耗度はというと、今のところ普通だったらもう捨ててる頃だなってくらい弾いても削れはなさそうです。
ただ、見た目から想像つくかと思いますが、ピックスラッチはいい音出ません(笑)
今回買った3種の中では一番…いや、弾きやすさやピッキングの感触で行くとこれまで使ったどのピックよりも良い。。。
けど200円かぁ…。なくすもんなぁ…。
DAVA Jazz Grip Nylon
厚みはデルリンと同じなのにとてもソフト。
いつも通り持って刻んだりするとしなってちょっと気を使わないといけないくらい。
ただタッチは気持ちいいですね。クリーントーンやクランチでプレイする時は使いたくなる。
厚いのに柔らかいってなんだか新鮮(笑)
以上!PRODIGYの小さいのは使う人選ぶ感じだけどDAVAのJazz Grip、特にデルリンは万人におすすめできそうです。
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