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オンライセッション「NETDUETTO」やろうぜ!

機材情報

ライブはおろか外出まで自粛な世の中ですので、だいぶオンラインでどうにかしようとする動きが目につくようになってきました。

私の周りではスカイプ、LINE、ハングアウトのようなツールを使ってのオンライン飲み会が増えてきましたね。
いや、慣れると意外といいもんです。酔いつぶれてもそのまま寝れるから(笑)

さあ、そうなったら音楽もオンラインでやりましょうよと。
結構昔からあるツールでしたが、つい最近まで存在すら知りませんでした。

YAMAHAのNETDUETTOというサービスをご存じでしょうか。
インターネット回線を通してオンラインでセッションできる仕組みです。
しかも無料なんです!すばらしい!

https://www.netduetto.net/

ただしちょっと導入ハードルがあります

問題は回線速度。
十分な回線速度がないとデータのやりとりに遅延が発生してしまい、相手方とのズレが発生したりプツプツと途切れたりします。

条件として以下二つは重要要件となります。

  1. 有線での安定したネット回線
  2. ある程度のオーディオインターフェイス

一つめのネット回線はWi-Fi主流の現在だとなかなか準備が面倒だったりしますね。上下で何Mbps出てればいいのかまでは計測しておりませんが、今のところ私の周りで無線で成功した人はいませんでした。
ただこれから5Gが普及してくるでしょうからそれからに期待ですね(´・ω・`)

次にオーディオインターフェイスですが、これは結構安い物でも使えそうでした。
私が使っているのはスタインバーグのUR12という8000円くらいの物。
これでも十分使用できるものでしたが、BOSSのGT-1をオーディオインターフェイスとして使用した場合、バッファサイズを下げる事ができずレイテンシーが発生しました。

NETDUETTOの導入方法

1.NETDUETTOダウンロード

https://www.netduetto.net/download/

こちらから最新版をDLしてください。

2.ソフトの起動

最初に起動すると設定ウィザードが出てきます。
使用しているオーディオインターフェイスを選択し、音が出るかを確認してください。

 このアイコンがON/OFFになってますので、もし接続できているのに音が出ない…という事があれば押してみてください。INPUTのメーターが上がれば入力はOKです。

3.各種設定

ハイスペックのPCで有線の光回線でプロスペックなオーディオインターフェイスを使用している場合は気にする必要がありませんが、ほとんどの場合この設定をつめていく必要があります。

通常画面左下にある「設定」ボタンからも行くことができる設定画面です。
一番重要なところが赤で囲んだバッファサイズの部分。

バッファサイズが低いほど遅延は少なくなりますが、バッファサイズを下げるにはPCのスペックが問われます。下げ過ぎてPCのスペックを超えてしまうとプツプツと音切れが発生したりしますので、そういった音切れが発生しない程度に下げましょう。

ちなみにその上にある(48000hzとなってるとこ)がサンプリングレートですが、この数値は上げるほどレイテンシーを下げる事ができますが、これもマシンスペック次第です。

実践値ですが、私の場合48000hzでバッファサイズ32でレイテンシー25sec前後となってました。

実際の画面だと赤い囲みの部分に注目です。
ここの数値の目標というかセッションが可能なラインが25msくらいらしいですね。
20msを切ってくると優秀という話を聞きました。

いろいろ試したのですが、音質部分の圧縮具合とかはそんなにレイテンシー解消に影響がありませんでした。なので、問題なければ標準以上の設定でいいのではないかと思います。

部屋を立てる・人の部屋に入る

セッションが行われている部屋は下のウェブサイトで探します。
https://www.netduetto.net/room/

アプリと連動してますので、このサイトでルームに入ろうとするとNETDUETTOを起動するアラートが出てOKにすると入室となります。

自分で部屋を立てる際はアプリ側からです。

NETDUETTOですが、結構いい人が多い印象です。みんな親切。
レイテンシーが下がらず試行錯誤してたのですが、部屋名を「回線テスト中」などにしてメッセージに事情を説明してるとチャットで助けてくれる人が何人も来てくれました。

NETDUETTOいいね。音楽って素晴らしい。
私も困ってる人がいたらサポートしてやろうと思いました(*´ω`*)

最後に

最初に導入ハードルの話をしましたが、回線速度によってできるできないの差が大きいようです。
ちなみに助けてくれた方の話によるとバッファサイズを32sampleまで落とせてレイテンシーが25あたりまでいかないようであれば回線の方が問題だとの事。

実際私は同じ設定で夜中に試した時はレイテンシー25msま落ちましたが、夕方テストしてみたら33msまでしか下がりませんでした。

このテストしてた時、ユーザー名がハングルの人が入室してきてピアノでトルコ行進曲を弾き始めたので私も応戦しました。そしたら紅蓮華弾き始めたから私も紅蓮華ですよ。
楽しかったー!ほんとボーダーレス(笑)

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