作る作る言ってて1年経ちましたが、ついにHOSCOのギターキット(ストラト)を作りました。
そのレビューだったり、これから作ろうって人への注意点だったり、完成品の紹介なんかもしていきたいと思います。
今回はHOSCOギターキットそのものの製品レビューと特徴をまとめます。
HOSCOギターキット総合評価
概要
BODY:バスウッド
NECK:メイプル
FINGERBOARD:ローズウッド
音屋で14,500円(2021年11月現在)
加工について
見えるところの加工は上出来、見えないところはだいぶ雑。
という感じですが、14000円のキットなんでそりゃそうでしょうという感じ。
しかしネックポケットなどギターとしての仕上がりに関わる部分はキッチリしてました。
個体差があるかもしれませんが、私の物ははめ込むのにそこそこ力がいるくらいキッチリしており、ビス止めしなくても動かない程度にジャストサイズでした。
HOSCOのネック
これは完全に私の好みですが、ネックのシェイプがめっちゃ好き!
薄め細めなカマボコって感じなのですが、持ち心地はかなり好みでした。正直持ってるギター全部このネックに差し替えたいくらい。
これはヘッドが未加工なのでよく言えばオリジナルのヘッド形状が作れます。が、面倒くさかった(笑)
注意点というほどではないし、これも好みの問題なんでしょうが、フレットはかなり小さい物が打たれてました。今までこんなに細くて低いフレットはなかなか見たことないなと思ったくらい。
ナットは42㎜でグラフテックのBLACK TUSQ XL↓がポン付けできました。
HOSCOの各種パーツ
パーツは低コストで提供するためにもかなりショボい状態です。ほとんど交換するのをおすすめします。
ペグ
動作に不安があります。チューニングに関わるところですし交換すべきでしょう。
ただし、ポスト間の幅によりクルーソンタイプのペグはキレイに搭載できません。
繰り返します。クルーソンは付きません(´;ω;`)ブワッ
ナット
まあダメではない。普通のプラスチックです。
適切な幅で溝切して鉛筆の芯や専用のオイルなどでヌルヌルにしてあげればいいかと思いますが、チューニングに関わるところですしできるなら替えた方がいいですね。
私はグラフテックのブラックタスクに替えました。
ピックアップ
クリーン・クランチであればまぁ…。よく言えばおとなしい感じの物。
サスティーンもなく、パワーもない。歪ませるとちょっとチリチリする感じ。
ピックアップと言えばギターの心臓みたいな物なんで替えますよね。そのまま使う人なんかいないですよね。14000円の組み立てキットとは言え、ピックアップ乗せ換えればちゃんと戦える楽器になりますよ。
ブリッジ
ブリッジというかサドルが微妙なのか…。今回は交換せずにそのままにしているのですが、弦高調整のイモネジ周りも精度が怪しかったりしてそこで振動が殺されてるように感じます。
サドルは替えた方がいいかなと思っております。
アームは…ペグとストリングスガイドとナットとサドルをちゃんとしたら大丈夫だと思います(笑)
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