しばらく音作りはこれでいいやというところに落ち着いたHEADRUSHのGIGBOARD。
前回の記事では褒めちぎった形になってしまいましたが、これからPEDALBOARDやMX5も含め購入を検討している方のためにも注意すべき点をまとめます。
1.アンプやエフェクトの数は少ない
最近のアンシミュマルチは20とか30とかえらい数のアンプモデルが入ってますが、HEADRUSH GIGBOARDはそんなに多くない。目立つとこで行くとディーゼルとかJC120とかマッチレスなんかもなかったか…。
よくレビューなんかではモデリングの数が少ないことをマイナス評価している人がいますが、自分が思ってるような音が作れるならモデリング数とか関係なくないかなと思うのです。
確かにHEADRUSHはモデリング数が少ないですが、いい音作れますのでご心配なく。
2.フットスイッチの機能が良くない
これはフォローのしようもなくよろしくない。
同一パッチ(リグ)内でエフェクトを一括する機能(LINE6でいうスナップショット、BOSSでいうCTL)としてHEADRUSHにはシーンという機能がありますが、このシーンを使えるようにしようとするとパッチ切り替えができません。
同様にパッチを切り替えるモードだとシーンが使用できません。
間を取ったハイブリッドモードというのがありますが、4つあるスイッチをパッチのアップダウンとシーン2種という中途半端な状態になります。
1ステージで4種類以上の音色を必要とする場合、どこかで妥協する必要があります(;´Д`)
ちなみにこれを完全解決するにはMIDIフットスイッチを接続してHEADRUSH側ではシーン操作、MIDIでパッチ(リグ)チェンジとする必要があります。
…っていうかMIDIフットスイッチ付けたら無敵モード。
フットスイッチが3つしかないMX5でもLIVE余裕!
ちなみにおすすめの激安MIDIフットコントローラーがこちら。
でもBTコネクタもセットで5000円台。安しゅぎぃぃ(´Д`*)
BlueToothだから無線プラグもセットでね。
3.フットスイッチの反応タイミングが違う
ほとんどのエフェクターは踏んだ瞬間に音が変わりますが、HEADRUSHは踏んで離した瞬間が切り替わりポイントになってます。
TCのNOVAとかと同じですね。多分これは慣れが必要です。
が、慣れるとこっちの方がジャストなタイミングでスイッチングできます。
スイッチング前にあらかじめ踏んでおき、ジャストのタイミングでパッと離すわけです。
踏むより離す方がタイミングは合わせやすいです。
…ただね、HEADRUSHさん全ボタンに踏みっぱなでルーパーやらチューナーがアサインされてるので、踏みっぱな待機できないんですよ。
最近は慣れてきましたけど切り替えの音切れ時間と踏みっぱなで別機能が立ち上がる時間を考慮して操作しないといけないのでなかなか練習が必要です(笑)
4.ピッチシフターの追従性が悪い
オクターヴァーは割と使えますが、ピッチシフターはちゃんと音を拾ってくれません。接続順やギターを変えたりいろいろ試してみましたが検知が弱い気がします。ここは期待しない方がいいですね。ワーミーも含め。
5.その他
- 外付けはEXPペダルのみでスイッチはなし
- スイッチの径が一般的な10㎜ではなく8.5㎜なのでスイッチハット買うときは要注意(泣)
- 重量3.24㎏…ってことはストラトくらいの重さがあるのかorz
- タップテンポがチューナー画面にあるので曲中にリアルタイム操作は無理(※外部MIDIにアサインできはする)
- この金額帯ならLINEアウトとAMPアウトを別系統で出して欲しかった…
以上!HEADRUSH GIGBOARDで気になるポイントなどでした。
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