ZOOM G1 Fourを使ってみました!
G3nとの違いなどもピックアップしながらレビューしたいと思います。
今回のモニタリング環境はヘッドフォン(CLASSIC PRO CPH7000)です。
G3nとG1 Fourの内部的な違い
- アンシミュが1ブロック扱いになり、その分レベルブーストなどがない
- アンプやエフェクト数が少ない
- 同時使用は5つ⇒アンプが1ブロックなので、実質G3nより1個少ない感じになる
- ルーパーとリズムが独立してるのでアンプ・エフェクト5つ+リズムやルーパーが使える
- アウトプットがモノラルのみ⇒でもヘッドフォンを挿すとステレオで聴ける
- という事はYケーブル使うとステレオ出力が可能?
- 3バンドのマスターEQがついたので最終調整が楽になった
- 単三×4本で駆動も可
- アダプターは付属されてません(;´Д`)
G1 Fourの音質の特徴
G3nと同じ音なのでそちらを参照にしてもらえばいいのですが、おさらい的に。
各アンプシミュレーションですが、レコーディングして聴きやすくされた音をシミュレーションしたような感じで、よく言えば扱いやすい。
似ているかと言われれば似てなくもなくて「強いて言うならアレっぽいよね」という感じ。
なんかマイナスに聞こえてしまうかもしれませんが、音は悪くないんですよ。むしろこの値段でこの音出るのかと思うほど。
十数万する真空管アンプと比べること自体がそもそもおこがましいですが、違いとしては深めに歪ませたときの音の分離感だと思います。
アンプだと、同じくらい歪ませた状態でもコード感があり、どの音を鳴らしているかがわかるのですが、G1 FourやG3nだと音がひとかたまりで出てる感じで聞き取りにくくなるでしょうね。
ギター一本のバンドだといいですが、ツインギターでもう片方が真空管アンプを使ってたりするとヌケが悪く感じると思います。これはイコライジングの問題ではなく、質の問題かなと。
G1 Fourの音作り・操作について
操作性はいいと思います。G3nみたいに横スクロールしなくていい分音作りはしやすいと思いました。
前述してるパッチごとのマスターEQがいい仕事してくれます。
ハイゲインな音作りを前提にすると十中八九
みたいな感じになります。というかこうしかならないと思います。
この時にイコライジングできる箇所が3か所あることになります。
- アンプのEQ
- キャビのマイクとHi&Low
- マスター3バンドEQ
この使い分けがポイントです。
それぞれ中心となる周波数帯が違い、Qも違いますので、高音を操作したいと思ってもどのEQを触るかで結果が変わってきますので注意が必要です。とりあえず触って覚えましょう。
ちなみにEQの効きがいいのは マスターEQ ≧ キャビEQ > アンプEQの順。
ぶっちゃけアンプのEQはデフォのままでキャビとマスターだけの調整でいけてしまうかもしれません。
G1 Fou音作りのコツ・ポイント
1.アンプのキャラクターを選ぶ
2.キャビはアンプに揃える
⇒マイクはほとんどの場合ONの方がいいと思います
⇒マイクは57よりの方が無難というか聴きなれた音に近い
3.EQをいじる前にOD・ブースターを入れ替えてイメージに近い物を探す
⇒ローミッドを強くしたかったらTS、ハイヌケ上げたかったらGoldDrive など
⇒歪みの量はODで操作する方がうまくいく気がします
⇒レベル60~80、ゲイン20~40くらいで落ち着く事が多いです
4.キャビEQでヌケや低音を調整
5.マスターEQで全体調整
6.微調整はアンプEQ
レクチ、ボグナー、ディーゼルあたりだとアンプ設定がデフォのままの事も多いです。
それほどキャビEQとマスターEQの効きがいいと。
まとめ
まじで一個持っておくことをおすすめしたい。最悪これだけでもライブできます。
ライブ中の音色切替という点では不便を感じますが、出音は良いので十分戦えます。
ただまあG3nの記事でも書きましたが、音作りにややクセがあるので、慣れるまでがんばりましょう。良い音は必ず作れると思います。
最後に一つ言っておきたい!
G1X Fourはおすすめしない。ペダル自体で1エフェクト使ううえ、ボリュームペダルとワウペダルの切替がないので、用途が限定され過ぎるので。
お気軽にコメントください
どうしても音がこもっちゃってググっても解決せずモヤモヤしてたところ、ここにたどり着きました。
アンプのEQのみをいじってたのですが、記事通りキャビネットとマスターでEQ調整したらすぐに解決しました(笑)
要点がまとまっていて、すごくわかりやすかったです。感謝!
コメントありがとうございます!
お役に立てたようで何よりです(*´▽`*)