コロナで引きこもりを余儀なくされている昨今、配信系コンテンツが大変賑わっております。かくいう私もようやく配信の波に乗りました。ビッグウェーブに。
ある程度DTMやってる人なら持ってそうな装備で充実した配信ライフを送るため、試行錯誤した結果、落ち着いたのがこちら。
この記事でできること
- ツイキャス、ニコ生などのライブ配信でBGM・バッキングトラックに合わせてギターを弾く
- 喋りもする
- デスクトップ上の画面を閲覧者と共有する
必要な物
- パソコン
- オーディオインターフェイス
- iPhone(Androidでもいけると思う。知らんけど。)
iPhoneをカメラ化する
配信と言えばカメラとマイク。最近のノートPCであれば内蔵されてますが、デスクトッパーの人はWEBカメラを買わないといけません。
安いのであればロジクールで2000円くらいでありますが、まあ待ちたまえ。
その手にあるiPhoneをWEBカメラにしようじゃありませんか。
EpocCam
iPhoneをWEBカメラ化するアプリです。機能制限がある無料版もあります。
もちろんマイクも使えるのでぶっちゃけこれだけで配信も可能。
ちなみになぜこのアプリを選んだかといいますと、私が調べた限りでPCとライトニングケーブルで有線接続できたから。
ほとんどの物はWi-Fiで繋ぐので転送の遅延とかありますが、EpocCamは安定してます。
有料版でも980円也。
2000円前後のWEBカメラで明るさ調整などに苦労するくらいならこれを入れておくが吉。
オーディオインターフェイス(AIF)
なんでもいいと思うが、パソコンでオケ鳴らしてギター弾こうと思っている人はループバック機能がついた物の方が便利。
なぜかというと、パソコンで流した音源とオーディオインターフェイスから取り込んだギターの音を混ぜて配信する時、ギターの音が遅れて流れてしまうから。
どうしてこのような現象が起きるかは長くなるので割愛。
これを防ぐのがループバック機能で、簡単に言いますと遅れて出ていくギターの音をオケ音が待ってくれて、タイミングを合わせてくれます。賢い。
このループバック機能ですが、AIF側にスイッチのようなものがあったりするわけではないのがほとんどなので、そもそもこの機能があるかどうかわからないケースもあります。
実際私がそうでした…。
既にAIFをお持ちの方はマニュアルを見てみましょう。
配信用ツールOBS Studioの使用
ブラウザで直接ツイキャスなどを開いて配信もできるのですが、配信用ソフトを使うともっと様々な事ができるようになります。
例えば…
- PCで鳴らした音を配信できる
- マイクなど、インプットを複数制御できる
- より高画質な配信ができる
- PCの画面を共有できる
など。
デメリットを上げるとすれば設定などが複雑化することで不具合が起きた時の原因特定がめんどい。くらいですかね。
ラインの音で配信したい人は使わざるを得ないでしょう。
このような配信ツールは複数種類があるようですが、メジャーでネット上にたくさん情報が落ちていたOBS Studioを私は使っています。
OBS Studioの使い方
こちら(丸投げ
正しく設定するためにも飛ばさずちゃんと読んだ方が良いです。
特にサンプリングレートの数値設定のとこなど。
ツイキャスの公式ヘルプにも設定方法などあります。
OBSを使えばiPhoneのマイクを活かす事も可能
LINE INをAIFにしたから声入れたかったらAIFにマイク挿さなきゃ…と普通は思ってしまいそうなものですが、AIFでギターの音を取り込みつつiPhoneのマイクで集音する事も可能です。素晴らしい。
方法は簡単で、OBSの設定から音声の項目を開き、マイクにiPhoneを選択するだけ。
EpocCamを使っていればKinoniとなっているやつです。
映像と音のズレ
ループバック機能が使えた人は取り合えずオケとギターは合ってると思うのですが、音と映像はズレてると思います。
高機能なAIFとPCを使っていれば違和感ないかもしれませんが、大体遅れてるんじゃないでしょうか。
面倒ですが、映像を楽しんでもらうためにもしっかり調整しておきたいところです。
調整方法は下図
私の場合、映像を9ms遅らせる事でだいたい合いました。
ちなみに1msは1000分の1秒(0.001秒)となります。
この調整は基本的に出力を遅らせる方向で調整する物ですので、よく見て聞いて先走っているソースを調整しましょう。
以上!
よき配信ライフを。。。
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